

この度、第6回近畿周産期精神保健研究会を来年2月26日、27日にオンラインで開催させていただくことになりました。
近畿周産期精神保健研究会は、「周産期新生児医療に関わる多職種が、周産期医療における精神保健の重要性を理解し、連携・協働を図りつつ、赤ちゃんと家族が生まれ育っていく過程を支える支援の在り方を研究・実践すること」を目的としています。
医師、看護師、助産師、臨床心理士、遺伝カウンセラー、ソーシャルワーカー、保健師、セラピスト、保育士といった周産期医療に関わるすべての職種が毎回200名以上参加して盛り上がりを見せています。
今回のテーマは、コロナの影響で開催することが叶わなかった前回第5回のテーマを引き継ぐ形で、「改めて多職種で考えよう 母と子と家族の心に届く支援」といたしました。初日は人工妊娠中絶に関するグリーフケアについて、多職種でワールドカフェを行う予定にしています。2日目は、大阪大学大学院連合小児発達学研究科の谷池雅子教授に「早産児の発達障害と療育へのアプローチ」、認定NPO法人「こどもの里」の荘保共子理事長に「地域の中で、子どもたちと家族を支える」のご講演をお願いしています。
一般演題とシンポジウム「母と子と家族を支える専門職の役割〜育てにくさ・関わりにくさに向き合う〜」も予定しています。
多くの周産期医療に携わる皆さまのご参加をお願いいたします。
第6回近畿周産期精神保健研究会 会長 遠藤 誠之
(大阪大学 大学院医学系研究科 保健学専攻 教授)